●過去公演

毛皮のマリー

寺山修司初期一幕劇

寺山修司初期一幕劇

アダムとイブ

上海異人娼館

1999年の夏休み

青ひげ公の城

寺山修司は言語の調香師であったが視覚の狩猟家でもあった。フランスの小説を上海版の映画に変換したことも名人芸で ある。ぼくたちにとってアメリカやヨーロッパは、もはや異国ではない。上海こそは魔都の名に恥じない異国であろう。 岸田理生はその庭に、バロック風の言葉たちを歩かせる。耽美と残酷の風を吹かせる。 怪優・野口和彦のもとに集った役者たちはいったいどんな姿態で歩き、どんな声を発するのであろう。今から楽しみである。

イラストレータ 宇野亜喜良

 

 

野口和彦クンと和美チャンへの恋文

青蛾館の妖しき灯に誘われて、毎夜、いけにえが吸い寄せられて行き、正気を失い、哀れなむくろになる。ボクもそのイッピキ。 かつての大活躍の華麗なる伝説を残している時代の舞台は、残念ながらボクは知らない。 ボクが野口和彦クン、いやさ、野口和美チャンとふれあいを持ったのは一年前。お世辞にも大成功とはいえない公演だったけ れども、なんの知識もなく観に行ってしまった舞台でボクは、冷酷無比な異妖奇怪な炎に灼き尽されてしまうのである。おどろ おどろ、ゆさゆさ、めらめら、青白い炎は、観客席の片隅の、呆然自失状態のボクの全身を遠慮容赦なく舐めまわす。ボクは 頭のてっぺんから足の爪先まで何かが突き抜けていくのを感じた。異妖なるEROTICISMとECSTASYであった。いつし か、ボクは、誘蛾灯に羽根をべったりとはりつけて身悶えている蛾になっていた。 今夜も舞台に燃え狂う青い炎が輝く。魅せられた蛾が集まる。その中に恐らくボクの姿も…。

シナリオ作家 石森史郎

●出演

雛涼子

[ユニットR]

高野美由紀

[A.P.B-Tokyo]

東野醒子

[激弾BKYU]

野水佐記子

野口和彦 丸山厚人

川上史津子

村田弘美

[演劇実験室◎

万有引力]

市川梢

三島慶子

●スタッフ

保村大和 点滅 渡辺敬彦 井内俊一 尾﨑宇内 松本力 青木孝澄 立川貴一 ケンジル・ビエン 春梵

関さなえ MASAMi 岩本薫 山田沙弥香 高橋回顧

 

音楽=落合敏行 挿入歌=渚ようこ 美術=野村直子 照明=正村さなみ(ライズ) 音響=飯塚ひとみ

衣装=竹内陽子 衣装助手=笹木明日香 ヘアメイク=川村和枝(P.bird) 舞台監督=川俣勝人

宣伝美術=宇野亜喜良 福田真一 企画・制作=青蛾館 制作協力=菊地廣(K・企画) 鈴木佳加

 

●協力

九條今日子(テラヤマ・ワールド) 森崎偏陸 八重樫聖(劇団DA・M)

新宿梁山泊 藤プロダクション 演劇実験室◎万有引力 劇団☆A・P・B-Tokyo

激弾BKYU ユニットR エムオフィス ル・タン(涌井香織)

提携=(有)アゴラ企画・こまばアゴラ劇場 d-倉庫 主催=理生さんを偲ぶ会 助成=芸術文化振興基金

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